top of page
執筆者の写真事務局

24年12月活動報告|うおぬまアーチ

更新日:2024年12月31日

「うおぬまアーチ」は、魚沼地域で医療・介護・福祉分野の専門職が連携し、地域の暮らしをより良くするための活動です。月1回ランチを囲みながら情報交換を行い、課題やアイデアを気軽に相談し合う場としてスタートしました。


今回は、地域柄積雪量が多いと外出も困難であることもあり、初のオンライン開催をしました。

(写真を撮り忘れてしまいました)


今回は、初参加の方が1名。津南町からも、興味を持ってご参加をいただきました。


◆今回参加者

・精神保健福祉士/社会福祉士/ソーシャルワーカー(久保田さん)

・社会福祉士/児童発達支援責任者/相談支援員(岡本さん)

・まちづくり起業家(伊藤)

・理学療法士(内藤さん)

・看護師/保健師(上村さん)

・集落支援員(小山さん)


〜12月アーチ定例で出たトピックス一部紹介〜


●うおぬまアーチ、NPO法人化

地域の経済界の方から理事・監事を各1名追加して、うおぬまアーチをNPO法人化しようと考えております。


このまちで営み、暮らす人々が、安心して生活していくためには

医療/介護/福祉が充実していることが必要です


うおぬまアーチは

医療/介護/福祉のそれぞれの専門性の垣根を超え、

地域の「生きる」を支える医療/介護/福祉の実践家の挑戦を

資金や事業活動の伴走支援を通じて

この魚沼の地での暮らしを豊かにしていきます

地域の「生きる」を支えるを団体理念とし、

地域医療介護福祉の増進に寄与する実践家たちを

個人・企業の方々とともに寄付を通じて、実践家を支えます。

うおぬまアーチが、その事業活動を伴走支援するというエコシステムをつくっていきます。

NPO法人の構成員としては、会の運営等を理事監事を執行部として、実践家の方々を正会員に入れていきます。(理事会で決議・総会は賛助会員も含めた形での報告)


理事は現在、島田組 代表取締役の島田奏大さん、ジンボラボの神保貴雄さんに就任をお願いしております。NPO法人立上げにあたっては、理事がもう1名、監事が1名が設立要件となって参ります。

医療・福祉分野からまちづくりに関わってくださるような財界人の方に、お声がけをさせていただくこともあると思いますので、何卒よろしくお願いいたします。


ご参加いただいていた方からのご意見としては、アーチが地域住民の困りごとを解決できるプラットフォームにというゆくゆくの展望もご期待をいただいていますが、まずはできることから形にしていければと思っております。


Step1-1. アーチ定例の開催

これは引き続き行っていきます。


Step1-2.経営相談

理事監事などにふらっと経営相談ができる関係性をつくりたいと思っています。


Step2. ご賛同いただいた寄付金の正会員への寄付

おそらく額はそんなに多くはないにせよ、立ち上げなどしたい方の背中の後押しを資金的にできればと思っております。マネーの虎・アーチ版のようなものをやって、正会員の活動を周知しながら資金調達ができるような仕組みを作りたいです。


NPO法人化は、早ければ1月に申請をできるといいなと思っております。(4月設立?)

本業で手が回っていないところも大いにあるのですが、なんとかこちらも精力的に活動をしていければと思っております。


●トピックス

地域の経済界の方から理事・監事を各1名追加して、うおぬまアーチをNPO法人化しようと考えております


・集落支援員のお仕事

小山さんは集落支援員として、地域の方の個別訪問や困りごとを傾聴し、必要であれば行政につなげるという仕事をしています。担当世帯は300戸以上とのこと。その中でも足がないというお困りごとを聞くこともあるし、地域内での助け合いを目にしたり見聞きすることもしばしば。

話題として出たのは、竜ヶ窪温泉 龍神の館の閉鎖。源泉の活用に関する課題があり、温泉施設としての運営が難しいんだとか。非常に広い場所でもあり、近隣の芦が崎小学校・保育園も統廃合でなくなってしまうそうなので、介護や福祉での場所の有効活用ができないのかなと思っております。


・放課後デイ利用者向け運動プログラム

参加者が各自の活動について報告している中で、岡本さんのここいろスペースに理学療法士として内藤さんが運動評価に行き、子どもたちの運動を促すためのプログラム作りの可能性が広がった話が出ました。楽しみながら効果的な運動を行うための工夫や、専門家の協力の必要性を改めて認識しました。


・高齢者の健康管理と支援

高齢者の健康管理と社会的支援に関する課題が議論されました。

医療ケアにつながっていない高齢者の状況や、身体機能の低下に気づかないまま生活している高齢者の問題について早期にアウトリーチができる仕組みとして、集まって軽作業をし報酬を得るなどのインセンティブがあるとどうかなどの話題が出ました。

また、都市部と地方での民生委員の役割の違いや、身寄りのない高齢者への支援の必要性についても話し合われ、新潟市のメンバーを中心に活動をされている研究会の情報提供がありました。

身寄りなし問題研究会:https://miyorinashi.com/


・高齢者の孤立問題

高齢者の孤立問題、特にマンション居住者の課題について話し合われました。湯沢町のリゾートマンションでは、元々定住用途として作られておらず、所有者の8-9割がリゾート利用であることから近隣関係が非常に希薄で、管理人が居住実態を把握しているマンションもあればそうでないところもあります。行政が情報を持っているわけでもなく、特に首都圏から移住してきた独居の高齢者は、人とのつながりを求めていない人も多数いる(少数派は社協のボランティア等活動にも積極的に参加)ため、有事になって初めてつながるというケースも。

マンションの部屋から共有部の玄関までの移動も困難な人や、300m先のコンビニにすら外出が困難な方もいて、そういった方の移動支援や買い物支援の必要性があるがプレイヤーがいないという話題が出ました。


次回アーチ定例については、1月下旬、オンラインの予定です。

閲覧数:62回

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page