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執筆者の写真事務局

24年7月定例報告|うおぬまアーチ


こんにちは!うおぬまアーチ事務局・発起人の伊藤です。


第2回となります「うおぬまアーチ」ですが、私が普段事業活動をしている新潟県湯沢町にありますコワーキングスペース きら星BASEにて開催をしました。

初期メンバーである、NPO法人cocoiroも当施設の2階に位置します。話が盛り上がってしまい、ここいろスペースをゆっくりと見ていただくところまで至らなかったのですが、お互いの事業所の現場を見あう機会なんかも作っていけるといいなと思います!


◆今回参加者

・ソーシャルワーカー(奥野さん)

・社会福祉士・児童発達支援管理責任者(岡本さん)

・保健師・看護師(上村さん)

・看護師(中町さん)

・看護師(水谷さん)

・まちづくり起業家(伊藤)


前回「こんなこと始めたよ!」ということに反応をしてくれた専門職が2名、新たに参加してくれました。


今回は「いま、みんながそれぞれ抱えているフィールドでの困り感」をテーマに話しました。


●地域の障がいをお持ちの方の就労先について

自分らしく、能力を活かして働くために、就労の選択肢を増やしたい。

<現在の選択肢>

  • 福祉就労

  • A型(最低賃金で働ける)

  • 南魚沼市内にない

  • B型(わずかな工賃を得ることができる)

  • 鈴木農園

  • あめのちはれ

  • 南魚沼福祉会

  • 魚野の家

  • あさひばら

  • セルプこぶし工房

  • 就労移行支援

  • 一般就労

  • オープン就労

  • クローズド就労


●障がい者福祉について、福祉サービスの利用決定者との意見の相違

重要視する障がいの種別は、重度身体で、増えている発達障害などの優先度が低い。

データ(幼少期に療育ができれば、社会とのつながりが増えやすく将来的に社会での活躍や、福祉予算の減少につながることや、地域内でのグレーゾーン等の数)が得られないことが説得材料に欠けてしまっている。


●在宅での介護・看護のできる環境の不足感

事業者の選択肢がなく、利用者がサービスで選べないことが課題。

想いがあるエッセンシャルワーカーも能力を発揮でき、理想の介護・看護ができる事業所が増えると労働者不足も解消するのに。


●特に終末期医療において、保険適用になるものが少ない

緩和ケア病棟は魚沼基幹病院にもあるが、病床の関係上、余命1ヶ月とならないと入院ができない現状。

看取りの環境に多様性を持たせたい。


●経営と医療・介護の現場との意識の違い

経営側の提供したいサービスや理念などの共有がいまいちなく、管理者・管理職のモチベーション低下にもつながっている。また、現場レベルでは余計に理念等が浸透していない。


このような話が出ました。


まだ、お互いがどのようなことを考えていて、地域に必要なものは?の共有をしている段階なので、解決策を導いている状態ではないのですが、いい事業所が増えること。それが、現段階で求められていることのようです。


8月は、南魚沼市浦佐を中心に、いいまちづくりを行っていく総合建設業・島田組さんの本社オフィスにお伺いして、コミュニティナースをゆくゆく街に導入していけたらと共感してくれている4代目社長の島田奏大さんとも意見交換を行う予定です!

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